自宅の書庫を片付けていたら現場監督時代の古い書類が出てきました。
ある県警本部庁舎の仮設計画や施工計画書といった、
26歳の宇佐見監督が約37年前に作った書類です。
当時はまだパソコンが普及しておらず、
仮設計画やそれに伴う計算書は手書きで行っており、
ペラペラと書類をめくりながら構造力学の参考書や先輩に聞きながら、
作ったことを思い出しました。
自分の計算が合っているのか心配でしょうがなかったこと
計画通り施工されているか入念にチェックしたこと
今では懐かしい思い出です。
現在はパソコンやCADで短時間で作成出来ると思いますが、
一つ一つ図面を下記、手計算することで基本が身についたかなと思います。
今週、朝礼でも話をしましたが、
進化した道具やソフトを活用していくことはもちろんですが、
基本をしっかりと理解した上で使うことが大切だと古い書類を見ながら感じた次第です。