日本建築士事務所協会連合会の会報誌「日時連」。
2月号の特集記事は「旅する建築空間」。
JR九州のクルーズトレイン「ななつ星in九州」をはじめ、
多くの移動空間を生み出している水戸岡鋭治氏のインタビュー記事や、
建築家が携わった鉄道や船の紹介がされています。
いつもと違う乗り物の空間構成やデザインの特集という事で、
とても興味深く読ませていただきました。
良い街、良い空間は、豊かなコミュニケーションから生まれる。
デザイナーは文化をつくる仕事。
新しいものは、すざましいエネルギーをかけた結果として、
ポロっと生まれるかもしれないし、生まれないかもしれない。
どうしようもない中でも思考錯誤し、
悩みながらも、何かが生まれる可能性を期待して頑張るしかない。
そこを目指さない限りは、人間の存在理由、存在価値はないと思う。
目の前の仕事に追われるだけでなく、
自分の技になるようなものを日々磨いていかないといけないことを改めて実感します。
というインタビュー記事の言葉が心に刺さるとともに、
移動空間✕建築家の代表的な車両、船体に見入ってしまいました。





