ふじみ野市産業まつりが開催され、大盛況でした。近藤建設も出店し、木工作品の販売と包丁研ぎを。オープンしてすぐに長い列ができ、一時間で包丁研ぎは受付終了に。
私は「包丁研ぎの受付終わっちゃったんだ~ごめんね~」と謝る係をお手伝いしました。少し、腕に覚えアリのお仕事です。受付終了とお伝えすると、悲しんだり、嘆いたり、怒ったり、懇願されたりします。しかしここは、易々と包丁研ぎはオマケでお受けできません。
以前は大工さんのお身体も心配だし、楽しみにしていた方には申し訳ないし、お断りの仕事は本当につらい作業でした。
でも今年は、こんなに求められる仕事に関われるなんて、ありがたいなと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
なぜならば、多くの人に求められることを『できる』って、すごい事だなと思ったからです。
ふるさと産業まつり初出展の頃はまだ上福岡市で、当時は商工会が主宰してくださっていたものでした。大工さんの包丁研ぎはそのころからずっと継続してきました。
「切れ味が違う」「ここにお願いすると決めている」「信頼している」と良さが伝わって、毎年大人気。初めて行った時から、既に20年が過ぎています。
つまり、ずっと継続して続けていて、ずっと愛されているイベントなのです。
全ての包丁を手で研いでいます。
今年は異例の暑さでしたが、寒い年、風が強い年など、いろいろ過酷な事もあります。
丁寧にお家を作ってくださっていることが、伝わる一日でした。
大工さんたちの集合時間は、早朝、6時半だったそうです。皆様本当にお疲れ様でした。