シンプルな木のベンチ。お庭やベランダに置くのも良し、お気に入りの色にペイントしてお部屋のアクセントにするのも良いかも。
図面に表示されている寸法通りにカットする
(注)木口(木の切り口)の直角は組立て時に大きく影響が出るので正確にカットすること。
天然材における木目、木表、木裏、節、割れを配慮し,どのように部材を配列し完成形とするかを決める。
※天然材は年輪の巻き方向の逆側に反りを起こす性質をもっている。
(注)線はさしがねを部材にピタリと合わせ、直角、垂平を意識して引く。
(注)ビスの取付け位置は部材の端になり過ぎないように注意する。
(注)墨付けは作業中の目印を決定するためにします。鉛筆の芯をとがらせ出来るだけ薄く、線付け、目印付けをしてください。
※作業は平坦な作業台、もしくは床の上で行うこと。
(注)この作品のポイントとなる作業です。確認してもらいながら、慎重に作業してください
(注)部材2と部材5の面(つら)が揃わないように部材2の下にベニヤ切れ端を敷いて作業する。部材5の取付の向きに気を付ける
(注)部材3・4の取付の向きに気を付ける
部材5の外側からも2本の65mmのビスで締める。
(注)部材6の取付の向きに気を付ける
脚(部材3・4)の内側からも2本の65mmのビスで締める。
(注)力を入れ過ぎて穴を深く空け過ぎないようにすること。事前にビットの先から10mmを計って見当を付けておく。
(注)部材は中央側の二枚から先に取り付ける。中央に丸棒(直径10mm)を挟んでやると狂いが少ない。中央二枚を取り付けた後に、丸棒を部材1同士の間に挟んで外側の二枚を取り付ける。
(注)丸棒はそのままでは入りにくいので、予めその先端をサンドペーパーで削り若干細めにする。または、平らな所で丸棒を転がした状態でその先端をカナヅチで軽く叩き圧縮してもよい。
(注)本体にノコギリの刃が食い込んでいかないように注意する 木目縦方向にノコギリを引くようにする。横方向に引くとノコギリ跡が残る。
(注)水平な面に置いてカタカタしている場合は、脚の長さの違い・ねじれ等を確認し、カットやペーパーがけで調整する。
(注)丸棒の出張りが平らになるように、また手で触れた時にささくれ等を感じられなくなるように丁寧にかける。
大工教室レシピに載っている作品は、全てが木工教室で今までに作られた「KONDOグループのオリジナル作品」です。今では定期的(不定期??)に行われている大工教室ですが、今までにいろいろなドラマ??がありました。ここで少し紹介させていただきます。
レシピ001~003の大工教室レポートにもあるように、みなさんともっと触れ合いたいという気持ちから始まりました。「家族と一緒に楽しめるきっかけづくりをお手伝いできたら素敵かも。」それはKONDOグループがみなさんに対していつも抱いている気持ちです。
そんな気持ちでいっぱいの社員の1人、東浦東の発案で今から6年ほど前の平成10年8月23日、第一回目が開催されました。
↑東浦 東 (当時はもっと若かった)
初めての開催はたくさんの心配がありました。「参加者が集らなかったらどうしよう?」「色々な道具を使うし、怪我をさせてしまったら?」「誰が指導するのが良い?」などなど。
東浦に第一回目開催の頃の思い出を聞いてみました。「終了してから参加されたお客様のお宅を訪問したとき、楽しかった!と言ってもらえたり、お茶を御馳走になったり、大工教室を通して仲良くなれた事が一番の感動。」
どうやら楽しい思い出しか浮かばないようです。
それは現在の大工教室と比べると、とっても小さなイベントでしたが、みなさんと一緒に楽しめるイベントの種がまかれた記念日でした。そしてこの後も色々な工夫を積み重ねて大工教室は育っていきました。
「みなさんのワクワクをサポートしたい」そんな気持ちで今も続いているイベントの一つ大工教室。次回も開催予定です。大工教室についてのご意見、ご質問のある方はご連絡下さい。
【Eメール送信先】