田中さん宅 手作り雑貨店「りとる・べあ」

「お店を開く」という夢を実現するためのリフォーム

田中明子さんの自宅の一室は、毎週金曜日になると手作り雑貨店『りとる・べあ』に変身します。「気軽に立ち寄れる雰囲気にしたい」と、開店に合わせて庭に面した壁を一面ガラスサッシに替え、そのままお店に入れるようにリフォームしました。

外からでも店内を見渡せ、天気の良い日は、店いっぱいに光が射し込み、爽やかな風も入りこんでとても気持ちが良いのだそうです。また、外にはウッドデッキを取り付けてオープンテラス風に。そこはお義母さんの八重子さんがガーデニングをする、緑豊かな場になっています。商品だけでなく、お店全体に手作りの温かな雰囲気が広がっているのは、きっと明子さんと八重子さんの人柄のせいなのでしょう。

偶然の出会いから夢が実現

明子さんは昔から、「自分のお店を持ちたい」という夢を抱いていました。お義父さんのお葬式の際にお世話になった方の奥様が、トールペイントの先生をしていたことがきっかけで、トールペイントを学び、そこで多くの仲間たちとも出会いました。「自分たちの作品を持ち寄って雑貨店を開きたい」と意気投合。お義母さんの後押しもあって、明子さんの夢は実現しました。

手作りの温かみが感じられる「りとる・べあ」の商品

『りとる・べあ』では、カントリー調の木工品やビーズのアクセサリー、押し花の壁掛け、焼き物など、主婦たちの手作り作品を中心に販売しています。値段もおてごろ。中でもおすすめなのが、アンティーク。貴重な石を使ったネックレスです。また、明子さんがペイントしたプランターで、八重子さんが寄せ植えの販売などもしています。

心安らぐ大きな出窓がお気に入り

もう一つのリフォームのポイントが八重子さんの部屋。八重子さんの趣味はガーデニング。リフォームの際につけた大きな出窓には鉢植えがいくつも並んでいます。陽の光をいっぱい浴びて、植物も生き生きして見えます。お店の開店日には、出窓に商品を並べ、外からも見えるように工夫しています。(写真右)またミニキッチンも取り付け、ちょっとおしゃれな心安らぐ空間となり、とても気に入っているそうです。


DATA
店名/『りとる・べあ』
お問い合わせ/049-287-0523
住所/鶴ヶ島市松ヶ丘5-26-5
営業日/毎週金曜日のみ
(AM 10:00~PM 5:00)
設計・施工/近藤リフレサービス

我が家とKONDOグループ
「増築やリフォームはもちろん、押入の段の取り外しなど、ちょっとしたことでも親切に対応してくれるのがうれしいですね。見積も細かく出してくれますし、気軽に相談できます。現在、ウッドデッキの増設を計画中です」田中明子さん談