閑静な住宅街に静かに佇む、グレーの外観にダークオレンジの屋根がシックな洋風建築。
2階建て、4LDKのお宅には、今年7月にご結婚されたばかりの小山智也さん・いずみさん夫妻の夢がぎっしり詰まっています。オシャレなシルバーのドアを開けると、大ぶりな観葉植物に迎えられ、ゆったりとした空間が広がっています。「アジアンテイストで、温かみのある新居にしたかった」といういずみさんの望み通り、オフホワイトとダークブラウンで統一された室内は、まるでアジアンリゾートのような雰囲気。
中でもお二人のお気に入りは、大きな吹き抜けのあるリビングルームです。大きく・多めにとられた窓からは、優しい光が注いでいます。いずみさんがショップめぐりで見つけた個性的な家具や雑貨、いたるところに配された観葉植物が、くつろげる時間を演出しています。
リビングからは、ダイニングとキッチンが見渡せる開放的なつくり。みんながワイワイ集まる空間に、そして将来、子どもさんができたとき、目が行き届くようにとの想いが込められています。ただし、リビングとダイニングの間には収納式の仕切りもついていて、リビングだけでお客様をおもてなししたいときや、効率よくエアコンを使いたいときに活躍します。また、広めのキッチンは「みんなで一緒にお料理ができて楽しい」(いずみさん)とか。そして、ダイニングルームの外には、ガーデンテーブルが置かれた素敵なお庭が広がります。
アジアンテイストの家の中で、ひときわ異彩を放っているのが斬新な和室。当初の予定にはなかった和室は、智也さんのお父さまの提案をうけて作られることにしたそう。「やっぱり和室は落ち着きますね。作ってよかったと思います」とご夫妻は大満足のご様子です。
ただし、一般的な和室で終わらないのが、小山さん夫妻らしいところ。囲炉裏のテーブル、デザイン障子、竹製のライトスタンドなどで、和風モダンのスタイリッシュな空間に仕上がっています。
2階にある寝室は、ホワイトで統一されたロマンチックな空間です。「本当は、天蓋つきのお姫様ベッドにしたかったんですけどね」といずみさん。映画に登場するようなデザインのベッドに白いレースのカーテン、キュートなシャンデリアで、手作りながら、さわやかでゴージャスな寝室が完成しました。
「できるだけ無駄な家具を置かず、時間が経っても生活感のでない、統一された空間に」とのこだわりを徹底して、どの部屋にも収納をたっぷりとっています。
DATA
所在地 川越市的場字山王前
お引き渡し 平成15年8月2日
設計・施工 近藤建設
我が家とKONDOグループ
近藤建設とのおつきあいはいずみさんのお母さまが展示場に勤務されていた時から。「初めての家作りでしたが、わかりやすく適切なアドバイスをいただき、満足度100%です。工事ご担当者の心配りや誠実な仕事振りにも脱帽ですね」智也さん談