花粉が飛散する季節になりましたが、2005年は昨年春に比べて、花粉の飛散量は10~30倍(!)とも言われています。住まいで対策できることはありますか?
どのくらいの量や期間で花粉症が発症するのかは、個人の体質や健康状態、環境などによって異なりますが、今年はほぼ間違いなく大量発散されると予測されています。
花粉症の人は無防備に花粉を吸い込むと症状が重症化し、まだ発病していないからと安心している人も大量の花粉を吸えば発病の可能性が高くなります。物心ついた頃から花粉症と付き合ってきた私の体験からお話しすると、くしゃみや鼻水、かゆみといった症状が常につきまとい、この季節は本当に辛いものです。そのためにも花粉症をお持ちの方も、まだ花粉症をお持ちでない方も、今年の傾向を知り、早い段階から花粉対策をしていただければと思います。
そこで、今年の傾向と、住まいでできる花粉対策のいくつかをご紹介しましょう。
近藤リフレサービス(株)
鶴ヶ島営業所
チームリーダー
後口正人
NPO花粉情報協会によると、関東甲信越地方での花粉の飛散は、すでに2月10日頃からはじまっています。2004年夏の猛暑により今年は全国的に花粉が多く、それに伴って症状も重くなり飛散も長く続くといわれています。
この傾向を知っておくと同時に、飛散状況を常にチェックする必要があります。最近ではテレビの天気予報でも花粉状況を報じていたり、インターネットで花粉飛散予報や発散状況をエリア別に知ることもできるので、特に今年は情報に敏感になっておきたいですね。
花粉が部屋で舞うのを防ぐことが花粉症対策のポイント。効果的な対策で、皆さんも花粉に負けない快適な暮らしを実現をしてください。
部屋を閉めきっていても入ってくるのが花粉。換気口など外気の取り込み口にフィルターをつけて花粉をカットしたり、不織布でカバーするだけでも違います。帰宅したらまず、上着をブラッシングし、髪の毛のほこりを払い、うがい、洗顔をすませましょう。また洗濯物は花粉が多く飛ぶ午前9時~午後3時を避けて干すほか、室内、浴室などで干しましょう。浴室乾燥機をつけたり、最近人気の洗濯乾燥一体型なら花粉を付けずに洗濯できますよ。
空気清浄機で除去するのも良いですが、1日1回の掃除が基本です。人の出入りで浮遊する花粉は、人が動かない深夜や早朝を狙って、モップや濡れ雑巾で簡単に拭き掃除するのが良いでしょう。また春先は湿度が低く乾燥ぎみでホコリも花粉も舞いやすいので、加湿器などを利用して湿度を50~55%にキープ。ただし60%を越えると結露の原因になるので要注意。また、適度な湿度は鼻の粘膜の乾燥も防ぎます。
家庭での花粉症対策は、掃除が基本!ですが、最近では、花粉症に有効なグッズや家電などが
たくさんあります。そこで、これらを上手に活用し、花粉の侵入を防ぎ、取り除く。
効果的に花粉を撃退するお部屋対策の参考にしてみてください
網目の開き幅が25ミクロン(毛髪の約半分)と非常に小さいので、スギ花粉やホコリを室内に入れません。今お使いの窓枠やサッシに合わせて、手軽に取り付けられます。
マイクロエアースクリーン
(株)山武 0120-365-691
http://bsc.jp.yamatake.com/products/kankyo_mas.html
通常の機能のほか「花粉モード」を搭載。パワフル大風量により部屋のすみずみから花粉を吸引し、床に落ちる前にキャッチ。花粉を吸着、強力分解して、お部屋の空気をクリーンにする優れものです。
フラッシュストリーマ光クリエール
ダイキン工業(株)0120-88-1081
http://www.daikinaircon.com/catalog/ca2/
最大出幅2,685mmの大型サイズでプラスアルファの空間を生み出すテラスの囲いスペース。太陽のしたで、花粉を気にせず洗濯物を干せるほか、子どもの遊び場、趣味の園芸コーナーとしても大活躍です。
ほせるんですα
トステム(株)0120-12-6001
http://www.tostem.co.jp/lineup/exterior/kakoispace/ hoserundesu/default.htm
24時間の常時換気でいつでも快適な空気環境をつくりだす換気システム。「ミックスドローファン」採用の薄型パイプファンは、リビング、浴室、洗面室などに手軽に設置でき、さわやかな住空間を保ちます。
ミックスドフローファン
日立ホーム&ライフソリューション(株)
03-3502-2111(代)
http://kadenfan.hitachi.co.jp/kankisen/24hkanki.html
※ 「囲いスペース」、「24時間換気システム」については工事などが必要となります。KONDOグループ「近藤リフレサービス(株)」へお気軽にお問い合わせください。「Web Besideを見て!」と言えば、迅速に対応いたします。049-255-8781 メールのお問合わせ:k-somu@kondo-gr.co.jp