カーテン、ベッドカバー、クッション……、部屋の中でファブリック(布製品)が占めている面積は結構、大きい。部屋のイメージチェンジをするなら、まずはファブリックを取り替えてみてはいかが?
イメージチェンジで注意したいのは、気に入ったファブリックを無計画に置いてしまわないこと。まず初めに、「ナチュラルな雰囲気に」、「モダンな感じに」、「カントリー調に」など、部屋全体をどんなイメージにしたいのかということをしっかりと決め、それに合ったカラーや柄のファブリックを選ぶのがポイントです。
部屋のイメージ | 色 | 柄 |
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ナチュラル | 生成りやアイボリー、ベージュ、明るい茶、明るいグリーンなど自然を感じさせるやさしいカラー | 無地、花柄、チェック、ストライプなど |
モダン | 白、黒、青、グレー、シルバーなどシャープな寒色 | 無地、ストライプ、幾何学模様など |
カントリー | 生成りなどの自然色、こげ茶やえび茶、ワインレッドなどスモーキーで暖かい印象のカラー | 無地や花柄、パッチワークのものなど |
また、ファブリックのカラーによっては部屋を広く見せたり、逆に部屋を狭く見せてしまったりすることがあります。
色には近くに見える「進出色」と、遠くに見える「後退色」があり、後退色を多用すると部屋が広く見え、また進出色を多用すると部屋が狭く見えます。
部屋を広く見せるなら、青を中心とした寒色や、淡い色、少しグレー味がかった色などの後退色をファブリックに取り入れましょう。また、白に近い明るい色を用いると、開放感が出るため広く見える効果があります。
狭く見せるのは、赤や橙、黄色などの暖色系で鮮やかな色の進出色。また、黒に近い暗い色も圧迫感を感じさせ狭く見えてしまいます。使いすぎに注意