放送日2008/6/4
山北 由香 (所沢市)
趣味 バルーンツイスター
アナ 今日はバルーンツイスターの達人が登場します
ナレ 所沢市の公民館。この一室で風船のアート作りが行われていました。
バルーンツイストを始めて6年、山北由香さん36歳。
バルーンツイストは、細長い風船をツイスト、つまりひねって
動物や植物など、様々な作品をつくることをいいます。
そして、その作り手は、バルーンツイスターと呼ばれます。
山北 大道芸でやってる人の作っている作品を見て
「わっこれは何だ!」と思って、それを分解とかして、
自分でも出来ないかなと思って、それで始めました。
それからいろんな人が作っているのを見ったりとか、
インターネットで見たりとかして、自分でも出来るかなと思って。
最初はもう怖くって、なるべく自分からと遠くのほうでこうねじっていました。
今はもう全然怖くないです。
作るものによってこの長さを変えておくんです。
ここをいっぱい余らせておくと、ワンちゃんとかが出来たり、このくらいしか残さないで、例えば・・・これだったら男の子の大好きな剣とか。
これで、お花の一片、これを繰り返していくだけです。
これでお花の形になって、余ったところは切っちゃう。
で、作ったこれをくっつけます。そうすると、これがお花のブレスレット。
ちょっと小さいお祭りとか、自分の家の近所でイベントなどがあると、
行って子供達に作ってあげたりとかしてます。
作ってる自分もすごく楽しいんですけれども、
子供とかに作ってあげるとすごく目をきらきら輝かせて、
もうすごい笑顔でもらっていってくれたりとかいうのがすごく楽しくて。
これはドレスなんですけれども、実際に人が着れるドレスを今作っていて、
やっぱり人間の体って曲線があるので、
ただまっすぐ編んでいくよりも、
胸の曲線を作ったりするっていうのが、ちょっと難しいところで。
なんとなく、イメージの絵とかはか描いたりするんですけれども、
あとはこの、作りながら手の感覚でカタチを自然に変えていったりとかするので、
だいたい最初の絵とは違うドレスが出来上がったりとかします。
こういう編みこみっていうか、
編み物するみたいに風船を編んでいっていろんな物作っていのが私はすごく好きで、
去年とかはミュージカル、市民劇団がミュージカルとかをやって、
その中の主役の人に衣装として着てもらったりしました。
ナレ こうしたミュージカルをはじめ山北さんは色々な場所で作品を提供してきました。
山北 舞台の装飾をやらせていただいて、その舞台の装飾と一緒に私達もステージに出て踊りました。
ナレ 実は山北さん、全国優勝とう経歴を持った実力者。本業の飲食店勤めの合間をぬって、
今年は連覇をめざして練習の毎日です。
山北 今年は6月に全国大会みたいなコンテストがあって、その中でファッションショーっていう部門があったりして、やっぱりそこでもドレスを作ろうと思っています。
そうですね、出来たら上位に入りたいです。
2008/9/05 10:48