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放映日2007/11/7
達人№010　菅原　清　（ふじみ野市）
趣味　油絵

アナ：今日は油絵の達人です。ご覧下さい。
ナレ：埼玉県ふじみ野市。こちらに趣味の達人が暮らしています。
　　　菅原清さん76才。菅原さんの趣味は油絵。描き始めて45年になります。
　　　中でも古民家が大好きで、古民家のある風景画を主に描いています。


古民家の魅力は？
菅原：独特な造りですよね。私の田舎にも色んな民家があるんですけどね、
　　　それとまた全然違っていて重厚さがあるしね。
　　　圧倒されましてね私も。とにかく建物は大きいしね、凄いなーと思いまして、
　　　なんかこう温かみがあるんですよね民家からね。それに惹かれましたね。


ナレ：始めて見た白川郷の古民家に魅せられて描き始めた菅原さん。
　　　どうして数ある絵の技法の中から油絵にはまったのでしょうか。
菅原：油絵の楽しさはね、気に入らない所がありましたら削れるしね、また色も自分で
　　　気に入ったのは乗せられますしね。こうパレットに乗せて混ぜて画面に付けていいから。
　　　その点が私の性に合ってるんでしょうかね。


ナレ：菅原さんのお仕事は理容師さん。近所に住んでいるお孫さんが遊びに来るのが嬉しいと
　　　おっしゃっていました。そんな菅原さん、自宅のお庭にアトリエを建ててしまいました。
　　　ここで自分の時間を楽しんでいるのです。
菅原：いやーここにいる時間、ほっとしますね。やっぱりとにかく画面に向かうときが一番。
　　　なんていうんですか気持ちも落ち着くしね。本当に私にとっては至福の時間でしょうかね。


ナレ：菅原さんの作品はどれも精一杯の想いを込めて描いた力作ばかり。
　　　そんな作品を市内の公民館等に寄贈して多くの方に楽しんでもらうのが一番嬉しいと
　　　教えてくれました。


完成した絵を見て
菅原：まあ今までね本当に一枚も満足した、これはいいなって未だに無いんですよね。
　　　これはいいなって思うようなのは無いね。これはまあ全ての仕事はそうだと思うんですが
　　　一生勉強かなと思いましてね。もう本当にそこに到達したいと思うんですがなかなか。
ナレ：油絵は一生勉強とおっしゃる菅原さん。今日もアトリエで油絵を描き続けているんです。